猫の出会いは、ペットショップでの一目惚れ購入や保護団体・知人からの譲渡、捨て猫を拾うことなどがあります。このように飼い主になる条件と言うものは、とくになく、出会ってしまえば飼うことが出来、飼育基準も法律で決められている所ではありません。
しかし、ただその瞬間を可愛がるのではなく、十年以上の年月を猫とともにする可能性があります。喜びも悲しみも絶対に起こります。頭では分かっている話ではありますが、飼うと言う決断は思いのほか重いものなのです。このページでは、猫の飼い主になる条件について考えてみました。
結論としては誰でも猫を飼うことはできるが・・・
猫は誰でも飼うことができます。免許もなにもいりません。飼い始める段階で問題になるのは住環境くらいでしょう。ペット可物件あるいは持ち家でなければ契約違反なり猫共々捨て人間、捨て猫になってしまいます。
この条件をクリアしても、猫は「人間の思い通りにならない、都合良く動いてくれない」というクセのある動物です。これこそが猫との暮らしなのです。
ですから振り回されることが苦手なひとは飼えません。
猫にとって飼い主は偉くない
猫も犬と同様に飼い主と呼ばれますが、そもそも猫は飼い主(主人)を必要としていません。残念ですが、犬と同じような主従関係を築くことは不可能なのです。
ですから「俺が主人で、カリカリや猫缶を買ってきてやってんだからなでさせろ!言うことを聞け」とか「子供、子分」といったのも全く通用しません。
むしろ「飼い主」とは、「世話人」「下僕」「従者」「奴隷」・・はじめて飼う人はそんなことはないと思うかもしれませんが、間違いありません。
猫を飼う最低限の条件
振り回され、飼い主どころか「世話人」「下僕」「従者」「奴隷」として扱われることを甘んじて受けることが覚悟出来たならば、猫と住める住宅はもちろんのこと以下のことを覚悟できれば、めでたく「世話人」「下僕」「従者」「奴隷」のどれかになれます。
☑️食事の世話が出来、清潔な水を提供できる。
☑️トイレの世話が出来る
☑️猫と過ごす時間を毎日用意できる
☑️猫が安心できる寝床と上下運動も含め遊べる空間を準備できる
☑️猫の健康に支払うお金がある
上記の5つの条件は、要するに猫の為に、経済的・時間的な余裕があり惜しみなく咲くことが出来れば、まあとりあえず最低限の飼い主の条件を満たしたことになります。
やっと猫を飼うスタートラインに立てました。
コメント
なかなか刺激的な表現ですが、概ね猫と暮らすとどっちが飼われてるのかわからなくなりますね。
まあそこが魅力ですよね笑
お金がないのに、動物と暮らすのは贅沢ですね。まずは自分を満足させられなくては猫を飼うなんてありえないです。