スキトフトイボブテイルとは
1980年代のロシア原産の世界最小の猫と言われる猫種です。相性はトイボブです。シャム猫が起源のため、シャムの子猫かと思うほど似ています。
2011年にWCFに猫種として正式に認められた新しい猫です。
2017年に世界的な猫の血統登録団体TICAで、レジストレーションオンリーの猫種として登録が可能になりました。
スキトフトイボブテイルの価格
日本国内にはほとんどブリーダーはおらず、100万円以上も珍しくありません。世界的にも頭数は少なく、500万円以上の高値がつくこともあるそうです。
また、スキフトイボブテイルの繁殖には同じ猫種同士でなければならないとされています。「スキフトイボブテイル×スキフトイボブテイル」が基本なので、希少なままなのです。
ただし、現在、ロシア、ブルガリア、フランス、スペイン、スウェーデン、イギリス、デンマーク、日本、カナダ、アメリカ全土で育種プログラムを組んでおり、人気猫種となることは間違いないでしょう。
性格
猫としては珍しい人懐っこい性格です。
警戒心は低く、動きもおっとりしています。飼い猫に非常に向いている猫種です。
容姿
丸い顔、ブルーの目、短い胴体と尻尾が特徴です。
シャム猫に似た容姿で、極めて小さく、雌で1.7kg、雄で2kgと子猫と間違うような大きさです。
一般的な成猫はこの体重の倍程度ありますので、かなり小さいことがわかるでしょう。
世界的に知られている小さな猫といえばシンガプーラですが、2.5〜3キロ程度までは大きくなりますので、世界最小の家猫かも知れません。
ただし、食事環境ではこうした容姿が失われることもありますので太らせすぎないようにしましょう。
寿命
小さい体ながら非常に健康と言われており、15年が平均寿命とされています。
お手入れ・ブラッシング
被毛は固めですが、ある程度ブラッシングをしましょう。
かかりやすい病気
先天的な疾患は今の所確認されておらず、新しい猫種なので、今後の繁殖によっては、そういった病気をもった猫が出てきても不思議ではありません。
腎疾患、尿路疾患、がんなどに注意しておくことが重要です。
スキトフトイボブテイルのペット保険
特別かかりやすい疾病があるわけでないので、一般的な猫よりも寿命があがいということを鑑みれば終身保険であることは重要と言えます。
家計に合わせた猫の保険がよいでしょう。